2018年6月20日水曜日

自分なりに調べた結果

乳がんガイドラインや乳腺外科医のブログ、病院の乳腺外科のコラム、そして実際に治療をされている患者さんのブログなど、色々読んで勉強させてもらってますが、それらを読み、自分で解釈した事を書いてみます。

数字的なことは適当です。色んな研究の結果・学会等で発表されてる、と書かれているものを参考にしてますが医療は日々進歩しており、日々研究が進んでおり、2018年時点の情報が常に最新ではないと思うから。

そこを実際に研究したわけでもない、ただの素人が数字に囚われすぎて判断するのも「?」な気がするしね。ただ、なんとなく、例えば3割が1割になる、みたいな適当な感じで私は納得します(笑)

あとは目の前のお医者さんの方針を信じることしか私には出来ない。







DCISは非浸潤であり、発生場所を飛び出してあちこちに転移する能力はないそうです。中でもおとなしくて浸潤の気配のない Low grade は手術も必要ないのではないか、との発表もあるそう。

Low grade で一生おとなしく、手術が必要ない症例があることは事実だが Low grade であっても隠れている癌がないか確定するため、将来浸潤性の癌に移行するのを防ぐために、やはり手術は必要だという意見もあるし、私自身も身体の中に非浸潤といえど、悪性のものがあると知ってしまった以上はこのまま放置という選択肢はない。

DCISと診断された人で手術した人、手術しなかった人、そのどちらについても10年間で死亡した人は約1%存在するのだとか。

20年間でみると、もしかしてもっと増えているかもしれないけど。


また、他の研究では手術で切除した Low grade DCIS 患者のうち約30%が再発、約7%が命に係わる状態といえる浸潤癌となり、その内10~40%が死亡、というものもあるらしい。


手術をしても、しなくても死亡率に差がない?
その後浸潤癌として再発したらその死亡率の統計からは外れるの?

という疑問は残るが、「死亡率1%」の部分だけを見ると、わざわざ痛い思いをして手術をする必要はないのでは?とも思う。



ただ、これは結局人間の統計であって、もし人間が100人いたら100人とも全く同じ遺伝子で全く同じ生活で、全く同じ考えをする人、つまり同一人物についての研究だというならその割合も正確なものだと思える。

でもそんな事は有り得ないわけで、手術をしなかった人で死亡した人の中には、もし手術をしていたら死亡してない人がいるかもしれない。


統計はあくまで統計であって、手術をしてもしなくても死ぬ人は1%なんだから手術しない、という選択はやはり怖くて私には出来ない。





死亡率とはまた別に、再発率の統計もある。再発したら、また手術をし、再発したものがより悪性度の高いものであればホルモン治療や抗がん剤などが必要となるかもしれない。

全摘の場合は局所再発は関係ないと思うけど、私は全摘の意思はない。

その場合、放射線治療をするのが標準的な治療となるが放射線をしない場合は約30%が再発するのに対し放射線をした人は、再発率が3分の1になるそうだ。

その抑制効果は50歳未満の人よりも50歳以上の人の方がより大きいらしい。つまり私は50歳未満なので私が放射線をしても変わらないのかもしれない。

しかも私の腫瘍は小さく、低/中グレード。

もともと、腫瘍が小さく、低/中グレードであれば放射線なしでも5年再発率は約6%程度しかないらしいので、手術さえすれば後は無治療でも良い気もする。

無治療で再発したときに全摘するか、今出来る放射線をしておいて少しでも再発のリスクを減らすか、、、。


50歳未満であること、大きさ、グレードを抜きにして考えた全体で見ると放射線をすることにより再発率が3分の1になる、と、ここだけを考えると放射線は必要かな、と今の段階では思っている。






また手術後に意見が変わるかもしれないけれど。





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