2018年6月29日金曜日

処方箋を紛失した場合

初めて知りました。処方箋を無くしたらどうなるか。

処方箋無くすことなんて、普通はないですもんね。病院の隣の薬局ですぐその場で貰って帰るのが一般的でしょうから。




しかし、私はいつも病院の隣の薬局でお薬はもらいません。ポイントが貯まる&クレジットカードで支払のできる薬局でお薬を貰うことにしてるので病院を出てから、その薬局に行くまでに無くす可能性はあるわけです。その日に行けないときもたまにあるしね。





可能性があると言っても、今までなくした事は一度もありませんよ。私は。





昨日、病院へ行くのに姉に付き添ってもらった私。

姉も乳がんで、同じ病院で同じ先生に診てもらっています。




私の診察が終わりかけた頃、、、、、唐突に姉が 「あのぉ。先生。。私。。薬無くしたんですけど・・・」 と言った。




先生けっこうな大きな声で  「えっ???」  って言ってた。





そりゃ驚くわな。わかる。






ポイントは、姉が「薬を無くした」と言った事。
本当は処方箋なくして4月からタモキシフェン飲んでないのに、今まで飲んでたんだけど最近薬なくしてちょっと今、今ね、今飲めてないのでぇ~~風に装うつもりだったんだと思う。

怒られると思ったから嘘ついたんだと思うわ。

処方箋を出したあと、ちゃんと薬を貰ったかどうか病院で把握出来るのかどうかは知りません。4月から薬を飲んでないのか、姉の思惑通り最近無くした風にとってもらえたか、それは分かりませんがどっちにしても「再発行」となるため、この場合は病院代も、お薬代も全額自費になるそうです。



今まで


「処方箋なくして薬をもらわなかった」


という事がなかったので知りませんでしたが、よい勉強になったわ(笑)今後、気をつけよう。





姉は次の診察までの約30日分のタモキシフェン代と、処方箋代で7,000円ほど支払ってました。





こんなズボラな事する人なかなかいないと思うけどお気をつけ下さい。処方箋の再発行は全額自費です。







2018年5月12日~6月30日まで保険点数

6月はもう病院へ行かないのでここで一旦、今年の検診から6月中の治療費をまとめておきます。

支払った金額ではなく保険点数を書き残しておこうかと。項目名を正確に写すのは面倒なので適当に書きます。


受診日 内容  合計点数 
 2018年5月12日  マンモグラフィ
超音波
穿刺吸引細胞診
1,737 
 2018年5月19日  コアニードル生検 1,719 
 2018年5月26日  紹介状書いてもらう 375 
 2018年5月28日  マンモグラフィ
超音波
2,351 
 2018年5月31日  日帰り手術日決定 73 
 2018年6月6日  乳腺腫瘍摘出術
(日帰り手術)
4,627 
 2018年6月6日  薬局
ロキソニン
204 
 2018年6月18日  病理の結果を聞く 793 
 2018年6月21日  <手術前検査>
尿検査
血液検査
レントゲン
CT
心電図
呼吸機能
心エコー
5,121 
 2018年6月28日  傷手当て 75 
 合  計 17,075 



2018年6月27日水曜日

傷の治り具合、これ正しいの?※閲覧注意!傷跡写真あり※ 



今年我が家で咲いた紫陽花です。




さて、6月6日に受けた手術の傷が20日経った現在こんな感じ。


傷の写真載せます。えぐいの勘弁!て方はここまででお願いします。


↓ ↓ ↓

























6月12日 

乾燥していて良い感じ。手術から数日間は腫れて硬くなっていたけど、もういつも通り柔らかくなっている。

6月19日 

ちょっとじくじくしてる?

6月21日 

手術前検査でレントゲンやCTがあったのでテープをはがしていたら乾燥してる。しかし湿潤療法というくらいだからテープは必要かな?とテープは常に貼るようにしていた。

6月22日

治ってる?こんなもん?治りが遅い気がする。。。

6月24日

テープを止めてみる。しかしまだ浸出液はどんどん出てくる。そしてこの日、傷にほこりがついているのを発見しティッシュでこすったら傷がズキズキ痛み出し、また回りがカチコチになり、寝るときも疼くようになる。

6月25日・26日

テープを貼ってないほうが治るの早い?一切浸出液は出てこなくなった。テープの跡で皮膚は真っ赤。






傷は3センチくらいです。

次の手術ではもう少し大きく切るそうです。




2018年6月20日水曜日

自分なりに調べた結果

乳がんガイドラインや乳腺外科医のブログ、病院の乳腺外科のコラム、そして実際に治療をされている患者さんのブログなど、色々読んで勉強させてもらってますが、それらを読み、自分で解釈した事を書いてみます。

数字的なことは適当です。色んな研究の結果・学会等で発表されてる、と書かれているものを参考にしてますが医療は日々進歩しており、日々研究が進んでおり、2018年時点の情報が常に最新ではないと思うから。

そこを実際に研究したわけでもない、ただの素人が数字に囚われすぎて判断するのも「?」な気がするしね。ただ、なんとなく、例えば3割が1割になる、みたいな適当な感じで私は納得します(笑)

あとは目の前のお医者さんの方針を信じることしか私には出来ない。







DCISは非浸潤であり、発生場所を飛び出してあちこちに転移する能力はないそうです。中でもおとなしくて浸潤の気配のない Low grade は手術も必要ないのではないか、との発表もあるそう。

Low grade で一生おとなしく、手術が必要ない症例があることは事実だが Low grade であっても隠れている癌がないか確定するため、将来浸潤性の癌に移行するのを防ぐために、やはり手術は必要だという意見もあるし、私自身も身体の中に非浸潤といえど、悪性のものがあると知ってしまった以上はこのまま放置という選択肢はない。

DCISと診断された人で手術した人、手術しなかった人、そのどちらについても10年間で死亡した人は約1%存在するのだとか。

20年間でみると、もしかしてもっと増えているかもしれないけど。


また、他の研究では手術で切除した Low grade DCIS 患者のうち約30%が再発、約7%が命に係わる状態といえる浸潤癌となり、その内10~40%が死亡、というものもあるらしい。


手術をしても、しなくても死亡率に差がない?
その後浸潤癌として再発したらその死亡率の統計からは外れるの?

という疑問は残るが、「死亡率1%」の部分だけを見ると、わざわざ痛い思いをして手術をする必要はないのでは?とも思う。



ただ、これは結局人間の統計であって、もし人間が100人いたら100人とも全く同じ遺伝子で全く同じ生活で、全く同じ考えをする人、つまり同一人物についての研究だというならその割合も正確なものだと思える。

でもそんな事は有り得ないわけで、手術をしなかった人で死亡した人の中には、もし手術をしていたら死亡してない人がいるかもしれない。


統計はあくまで統計であって、手術をしてもしなくても死ぬ人は1%なんだから手術しない、という選択はやはり怖くて私には出来ない。





死亡率とはまた別に、再発率の統計もある。再発したら、また手術をし、再発したものがより悪性度の高いものであればホルモン治療や抗がん剤などが必要となるかもしれない。

全摘の場合は局所再発は関係ないと思うけど、私は全摘の意思はない。

その場合、放射線治療をするのが標準的な治療となるが放射線をしない場合は約30%が再発するのに対し放射線をした人は、再発率が3分の1になるそうだ。

その抑制効果は50歳未満の人よりも50歳以上の人の方がより大きいらしい。つまり私は50歳未満なので私が放射線をしても変わらないのかもしれない。

しかも私の腫瘍は小さく、低/中グレード。

もともと、腫瘍が小さく、低/中グレードであれば放射線なしでも5年再発率は約6%程度しかないらしいので、手術さえすれば後は無治療でも良い気もする。

無治療で再発したときに全摘するか、今出来る放射線をしておいて少しでも再発のリスクを減らすか、、、。


50歳未満であること、大きさ、グレードを抜きにして考えた全体で見ると放射線をすることにより再発率が3分の1になる、と、ここだけを考えると放射線は必要かな、と今の段階では思っている。






また手術後に意見が変わるかもしれないけれど。





2018年6月18日月曜日

治療方法の選択

6月18日時点の説明&私の選択


6月6日の手術で摘出した部位の外側に広がってるといけないのでもう一度、断端に癌が残らないように手術で摘出。乳房の変形は多少あり。

非浸潤癌は、転移の可能性は低いということでセンチネルリンパ節生検なし(私の場合は針生検の結果ではなく、しっかりとその部分を取って病理検査したものであるため誤りはないと思われる。針生検では診断の誤りもわりとあるらしい。これはお医者さんの言葉ではなく私が勝手に調べて勝手にそう思っていること)。

次の手術で断端陰性か陽性かを確認。その程度によって再手術(全摘)・再建するのであれば再建手術。

放射線治療は全摘でないのであればした方が良い。

ホルモン療法、抗がん剤は必要なし。





親族の病歴、叔母が子宮がんであること、姉が乳がんであることから遺伝子検査をしてみて、その結果によって全摘・再建という選択もある。




先生の口から出た「全摘・再建」については私は今のところ全く考えていません。

再建については、姉を見ていると大変そうなのでやりたくない。何度も病院へ通い、何度も入院し、しかも違和感・痛みもある。

私は根気がないし、病院は怖いので出来れば病院との縁をいつまでも残したくない。

手術が終わればすっぱり縁を切りたい(経過観察は必要だろうけど)。

病院通いをするくらいなら、ないままでいい。ただ、今の段階で局所再発の可能性があるとはいえ、全部とってしまうのはもったいない気がする。

再発したら、その時に全摘すれば良い。再発しなかったら二度と手術は必要ないもんね。そっちにかけよう。


放射線も出来ればしたくない。




この段階では、手術はもちろんするけど、放射線はやめておこうかな、と思っていた。





病理の結果を聞きに

今日まで長かった。

 今年の検診へ行って穿刺吸引細胞診をされてから1月と1週間。


 私の確定診断までのパターンは、


 穿刺吸引細胞診察 ⇒ がんの疑いあり

 コアニードル生検 ⇒ 何ともない

 乳腺腫瘍摘出術にて切除した塊の病理の結果(本日) ⇒ low ~ intermediate grade DCIS(低~中程度の非浸潤性乳管癌)



 ようやくスッキリした。 疑いありの状態では何もしようがないし、気持ち的にはもやもやするしで一番嫌な時期でした。


 これから治療に入ります。

2018年6月6日水曜日

日帰り手術

本日、日帰りで

「乳腺腫瘍摘出術」

という手術を局所麻酔で行いました。


町の乳腺外科で、紹介してもらう病院の候補が2つあったのですが、この病院が局所麻酔で手術してくれるということで、迷わずこの病院を紹介してもらったのです。

ほんの数ミリ(大きさを口頭で教えてもらったわけではありませんが私がパソコンの画面で確認したところによると6.4mmでした。)のしこりを摘出するために全身麻酔なんて大袈裟だと思ったし全身麻酔が怖かったから。



しかし局所麻酔で顔の真下の胸を手術するのは、私にとってはとんでもなく恐ろしかったです。

※このブログではおとなしく振る舞っている(つもり)ですが、別のブログでその時のことを詳しく書いています。長いし面白くもないですけどご興味ある方はどうぞ⇒「ガチや!ガチの手術やった!おっそろしかった!